今回の2連戦はJBCFのエリートツアーでは珍しくチーム戦でした。 ロードレースってそもそもチーム戦じゃないの?と思われる方もいらっしゃると思います。 現在僕たちが出ているエリートツアーはE1,E2,E3というカテゴリー、もっと言えば女子のF、ユースのYとかなり細かく分けられてレースをしています。そのため、チーム内でもカテゴリーが違えば一緒に走ることはありません。当チームもE1の僕、E2の松井、E3の櫻井、丸山、高橋とバラバラです。 カテゴリーが多いということは、レース時間は短くなるというわけで、一番トップのE1でも50kmくらいのレースが多く、E3ともなると30km走れればいいほうでもっと短いこともしばしば。 今回はカテゴリー分けをせず、チーム全員が一緒に走れる点とそこそこ長い距離を走れる(はずだった)点でとてもいい経験になりました。 まずは、ふじあざみラインヒルクライム このコース、言わずと知れた?激坂。11㎞と距離はツール・ド・つくばと同じだが、その苦しさと言ったら、坂地獄とでも言いましょうか。 昨年の夏頃に丸山さんに連れて行って頂いたのでなんとなくコースは覚えていました。 序盤3㎞はただひたすらにまっすぐな道を上っていきます。個賠は7%くらいから徐々にきつくなり直線区間が終わるころには10%を超えてきます。スタート地点ではチームメンバーそろって整列、なんとも心強かったです。 普段のヒルクライムレースでは、スタート直後かなりハイペースになりますが、さすがにこのコース、あげすぎることなく心地よいくらいのペースで上り始める。周りには松井君、櫻井君がいる、声をかけながら走っていく、周りにチームメイトがいると思うだけで頑張れる気がした。鴨川の落車の影響を残した櫻井君は途中で下がってしまいましたが、パワーをもらいました。 直線区間が終わりつづら折り区間にはいる、少し勾配が落ち着く区間のため真のクライマーたちはペースアップ、ここで無理してついていくと最後まで持たないと確信したため戦線離脱。 同じく後れを取っていた弱虫ペダルの方々に囲まれて淡々と上っていく。十三塚よりやばいですよね!なんて楽しい会話を交わしながら。 さてさて本番である激坂区間にぼちぼち入っていく。弱虫ペダルの方はインベタでガシガシ行っていたが、僕はコース幅をめいいっぱい使って勾配が緩くなるように走っていく。つづら折りになっているにもかかわらず、さらにセルフつづら折り(いわゆる蛇行)をしながら必死にただただ必死に上っていく、100m先に弱虫ペダルとイナーメをロックオン!一緒にいた弱虫ペダルはかなり引き離した、前を追うことに集中するも、目の前の激坂がそれを許してはくれなかった。そのまま追いつくわけでもなく、離されるわけでもなくゴールラインをまたぐことができた。 結果は51分50秒で総合9位 チームメンバーも全員1時間以内で完走出来たためチームランキング5位と自分たちも驚く結果となりました。 続いて大井ふ頭ロードレース ここでは、タイム差はつかないのでまず重要なのは全員が集団で完走すること。 天気も良く、全員でそろってアップをし始めただけで気分が高揚してきました。 参加者全員での一斉試走の後、すぐにスタートのはずがコース上に駐車していたトラックの処理に時間がかかったため、周回数が1周減って5周に距離は42㎞から35㎞に。この時点で櫻井選手を逃げに乗せてタイム差を稼ぐ作戦は厳しくなってきました。
いよいよレーススタート、応援に来てくれた山崎さん家族に見送られながらスタート。 積極的な動きをすることもチームの目標としていたため、終始先頭に出たり時には飛び出したり。 そんなこんなでアナウンスでたびたびウィンディー筑波の名前を呼んでいただきました。 終盤、僕がタイムを落とすわけにいかないと慎重になり後方に下がっていくと高橋さんが右からすっと表れて後ろに入れてくれました。おかげで安心して走ることができ、最後に向けて脚をためることができました。最終コーナーをぬけて気持ちよくスプリントができました。 結果はタイム差なしの25位、チームランキングも5位をキープできました。 今回の獲得ポイントで僕のシリーズ順位は25位、チームランキング38位まで向上しました。 今回のレースは全カテゴリー混合にもかかわらず落車もなく、素晴らしいレースだったと思います。 チームの結束力も高まり、今後に大いに生きる経験となりました。 それもこれも、縁むすび様をはじめご支援いただいているスポンサー様、いつもご声援をいただいている皆様のおかげです。 これからも、より良いチーム、愛されるチームを目指してひたすら前進していきますので変わらぬご支援ご声援よろしくお願いします。
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普段は選手として参加するレースに今回はサポートスタッフとして参加してきました。
監督会議の出席はもちろん、選手への注意事項の周知、時間の管理、撮影などなどやることはいっぱい。 それに加えて今回は大雨に強風。車を出して一緒にサポートしていただいた高橋さんにはほんとに感謝。 現地でのあの重労働に、行き帰りの運転ほんとに大変です。普段、選手という立場で動いていると全然気づかなかった大変さを身をもって感じることができました。選手として成績で恩返ししたいという気持ちが強くなりました。この気持ちを忘れずにこれからも活動していきたいと思います。 |